「オンライン地域づくりワークショップ」開催しました

おいけファーム3年目の活動として、
1/22・23に「オンライン 地域づくりワークショップ」を開催しました。
おいけファームの結成は2019年5月。
貴志川町を拠点とし、耕作放棄となった田畑を再生させ農作物の栽培をしてきました。
そして、約2年半の間で直売所の運営を行い、またネットショップで農作物の販売を行ったり、リモートで都市部の方々と繋がるイベントを開催したり、地域を応援していただける方を増やす活動を続けています。
私たち自身の取り組みをご紹介するだけでなく、皆さんと共に私たちも改めて「地域づくりって?」という問いに向き合う機会としたいと思い企画しました。

まずは第1部。
社会課題をテーマとした映画のオンライン上映会を行いました。
これは、おいけファームで企画している「サタデームービークラブ」の一環として実施しました。
https://oikenomado.jp/1298-2/
上映した映画は『台北カフェ・ストーリー』
https://www.cinemo.info/25m
台北のカフェで物々交換をはじめ、オーナー姉妹たちの価値観が変わっていくストーリーです。
「あなたにとって一番大切なものは?」
そんな問いかけをし続けてくれる映画でした。
上映後、参加者の皆さんからも様々な意見が出ました。ストーリーのように価値観が変わっていった経験を持つ方も。
台湾出身の方の参加もあり、日本人がちょっと理解しづらい内容についての質問なども出たりと盛り上がりました。

第2部です。ここでは約30名の方のご参加がありました。
和歌山大学副学長でまちづくりを専門とされている足立基浩氏をお迎えし、講話をしていただきました。
タイトルは「持続可能な地域づくりステップアップ講座」
足立先生が実際に関わったり、調査された地域づくりの実例などを紹介いただきながら、地域づくりについて大切な事などを説明してくださいました。
先生から何度も出た言葉が「楽しくやる」ということ。
講話の後はブレイクアウトルームで4グループに分かれ、それぞれに講話の感想や地域づくりについての意見など出し合いました。
「いつでもふらっと人が集まれる場所があれば、居続けたい地域になるんじゃないかな」等の意見が出ました。

続いて、日が変わり第3部です。
地域づくりに防災を絡め、エシカル食材でもある梅酢を使った「和風・洋風2種類のポカポカお鍋のオンラインクッキング」を実施しました。
防災という事で、調理にはロケットストーブという、少量の燃料で高い火力を生み出すことができるストーブを使いました。

できるだけ調理が簡単にできる方法で、保存できる食材(乾燥の車麩、ハーブ、昆布など)を使いながら、おでん&ポトフを作りました。
出来上がったお料理は、おいけメンバー等のランチで美味しくいただきました!
  
参加者からは「梅酢ってお鍋にも使えるんだねー」という意見などが出て、その日の夕飯に早速作られた方もいたようです。

2日間のイベント、多くの学びと楽しさに溢れたものとなりました!
ご参加いただいた皆様、ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

Sachi

Sachi

3年前に和歌山へ移住してきました。 本職はキャリアコンサルタント。 おいけファームでは主に直売所・畑作業・加工品の担当をしています。